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クラーナハ展で女の力を学ぶ

週末にクラーナハ展へ。

クラーナハの描く女性の裸体画は多くの男性にエロさを感じさせるといいます。

女性の私が見てもやはりクラーナハは女性のエロさを描く天才だと感じました。

例えば、ヴィーナス。
小ぶりの胸、膨らんだお腹、そこにギュッとくびれたウエストと、S字を描くポーズ。
顔立ちは、白目の目立つクールなつり目と薄い唇、白い肌で無表情。
裸体でありながら、豪華なネックレスを身に着け、透明の布をまとうヴィーナス。
ネックレスは胸のふくらみで紐が歪んでいて、胸そのものの小ささよりも
女性の丸みを強く感じさせます。
透明の布も隠す役割なんぞ全くなく、じゃ、なんで持っているの?!
って突っ込みたくなりますが、「隠している風」がまた何とも妖艶であったり。
あの布がなければ、堂々とした裸の女性でエロさはないでしょうね。

展覧会のサブタイトルであるクラーナハの描く「女の力」が少しわかったような・・・

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ホロフェルネスの首を持つユディット も「女の力」感じました。
信仰深いユディットが敵であるホロフェルネスを誘惑するふりをして首を切り、その首を持ったままこちらに涼しい顔を向けるユディット。
やっていることは残酷だけど表情は処女性を感じさせるアンバランスさ。
これも女の力なのでしょうね。

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ユディットを描いた画家は何人もいるけれど私の好きなクリムトの描くユディットはホロフェルネスの首を切った恍惚感が感じられます。右下のほうにホロフェルネスの首がちょこっと描かれていますね。

一方クラーナハのユディットは顔色一つ変えません。怖い、怖い。。。

201701172.jpg

2時間強かけてクラーナハの描く「女の力」のシャワーを浴びて、少しは私も「女の力」が付いたらいいのですが、
まだまだ勉強が必要なようです。




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