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不義理の後悔

金曜の夜、父の兄、伯父が危篤と連絡が入り、土曜日に茅ヶ崎の病院まで
父と一緒に行って来ました。

伯父は私が小学生の頃当時流行していた紳士服「VAN」を扱うショップを
経営していました。


ショップは真新しい生地の匂いや靴やカバンなどの皮の匂いがしました。

伯父はいつも布巾を持ってショウウィンドウや鏡を磨いていたので、
小学生の私はショップに入ると、さわっちゃいけない、汚しちゃいけないものに
囲まれているようで緊張していました。
そして伯父にも同じように緊張し、なにやら近づきにくいイメージを持っていたのです。


病院のベットで横たわる伯父に

「ご無沙汰してごめんなさい。史子です。」と顔を見せると

伯父は嬉しそな笑顔を向けてくれました。

「史子か。そうか。」そう言って目の淵に涙が・・・。


私の事、おぼえていてくれた。私を見て喜んでくれた。
伯父の骨ばった肩、浮腫んだ足や腕、苦しそうに息だけで
話す声。


もっと会いにくれば良かった。


涙が出ました。



セレクトショップに行くと感じるあの匂い。
そのたびに伯父のショップを思い出していたのに
ご無沙汰している伯父に会いに行こうとおもわなかった
自分に不義理を後悔したのです。

今のところ同じく危篤状態が続いているそうです。

伯母と息子さん(私の従兄)と穏やかな時間を過ごして欲しいです。


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